一觴一詠 酒を詠む

ワインエキスパートの悠です。
30歳で小さいワインのネットショップを起業、現在運営中です。
ブログにはワインに限定せず、日々飲んだ酒をアップしていきます。

ブログ名は【いっしょういちえい】と読みます。
一杯の酒を飲みながら、一つの詩を歌うことです。
当ブログの写真や文章等の著作権は全て管理人に帰属しており、無断転載は禁止です。
初めての方はこちらをご参照ください。 ▶当ブログの趣旨

タグ:山田錦

純米酒 辛口 720ml 神亀酒造(2016年8月)
【2016年12月22日】

純米酒辛口_450
純米酒辛口2_450

■テイスティングコメント
米の香りが静かにグラスからこぼれる。
豊かな酸味を感じるが、それが伸びやかでエレガントな印象を与えている。
栗の皮のような香しさが存在し、シェリーのような風味で強い個性があるものの、飲み飽きさせない確固たる地盤(信念)がある。
燗にすると酒質がほぐれ、まろやかなコクが口中に広がる。
抜栓してから20日程経過すると、強い個性は無くなり、米の甘味を感じる。
 
■概要
産地:埼玉県蓮田市/神亀酒造株式会社
酒米:酒造好適米100%(山田錦等)
アルコール:15度以上16度未満
精米歩合:60%
仕込み水:地中500mから汲み上げた秩父山系荒川の伏流水(硬水)

1848年(嘉永元年)創業し、現在はJR蓮田駅近くで酒を醸造している。
神亀の由来は、敷地内にあった天神池に棲む神の使いの亀に因む。
1987年(昭和62年)仕込む酒すべてを純米酒とし全量純米蔵となり、これは醸造用アルコールが当然のように使われていた当時では戦後初であった。
十数年前より有機栽培酒米を使用しているが、この蔵の何よりの特徴は、最低二年以上は熟成させてから出荷するというスタイルだ。
独特の旨味やコクは飽きることなく、特に燗酒にすることによって真価を発揮する。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

水芭蕉 純米吟醸辛口スパークリング 180ml(2017年6月)
【2017年6月22日】

純米吟醸辛口スパークリング_550
純米吟醸辛口スパークリング2_550

■テイスティングコメント
瓶を振ると澱が舞い、風に舞う雪のように見える。
華やかな外観からはフルーツ香をイメージするが、それに反して吟醸香が豊か。
口に含むと、凛としたミネラル感を伴う苦味が、米の甘味を分断する。
フルーティーだが、チャーミングではなく、いぶし銀の酒質。
春を形容する表現ではなく、しんしんと降り積もる雪景色をイメージします。

純米吟醸辛口スパークリングimg2_550
 
■概要
産地:群馬/永井酒造
酒米:兵庫県三木市 三木・別所地区産 山田錦
アルコール:15度
精米歩合:60%
日本酒度:+8
酸度:1.4
仕込み水:尾瀬の天然水(軟水)


1886年創業、水芭蕉シリーズは1992年から発売開始。
フランスのシャンパーニュ地方で醸造を学び、2008年に瓶内二次発酵による発泡性清酒を発売。
経歴から分かるように、蔵元のホームページもアルファベットを使用するお洒落な雰囲気である。
地元の自然風景、蔵の様子も美麗な画像で見ることができる。
ボトルやラベル、酒質もワインを彷彿とさせる。
和洋折衷と言う表現がしっくりくるだろう。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

菊姫 金劔 純米酒 720ml(2016年12月)
【2017年3月15日】


菊姫_550
菊姫2_550

■テイスティングコメント
外観は、淡い黄色。
熟したバナナやメロンの香りが立つ。
ぬる燗だと更に香りは芳醇になる。
口に含むと、アタックはミネラル感と酸味。
その後に、豊かな米の旨味と甘味を伴うコクが追随する。
ヨーグルトのような香りが鼻腔を抜け、余韻の切れ味は良い。


温度によって表情を変えます。
ぬる燗は夏の田園のような印象ですが、冷の場合は、爽やかになるので、夏というよりは秋でしょうか。

お好みで良いと思いますが、個人的にはぬる燗を推します。


菊姫img_550

■概要
産地:石川/菊姫合資会社
酒米:山田錦 (兵庫県三木市吉川町・特A地区産)
精米歩合:65%
酒母:速醸
熟成年数:1~2年(複数年ブレンド)
アルコール度数:15度以上16度未満

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック Share on Tumblr Clip to Evernote

このページのトップヘ