一觴一詠 酒を詠む

ワインエキスパートの悠です。
30歳で小さいワインのネットショップを起業、現在運営中です。
ブログにはワインに限定せず、日々飲んだ酒をアップしていきます。

ブログ名は【いっしょういちえい】と読みます。
一杯の酒を飲みながら、一つの詩を歌うことです。
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タグ:吟醸

20180909_酔仙酒匠吟醸
酔仙 酒匠吟醸
(2018年5月瓶詰)


グラスではなく、お猪口で頂いた。
穏やかに吟醸香が立ち、口に含むと、豊かなコクとヌカのような米の旨味が広がる。
酔仙には、綺麗な味わいの印象を持っていたが、開けた時期もあり、どっしりとした親父酒のようであった。
精米歩合は50%だが、濃い味わい。
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20180827_吉乃川新酒
吉乃川 しぼりたて新酒 吟醸
(2017年11月瓶詰)


8/27抜栓。
仄かに香る吟醸香と、伸びやかな甘味とミネラル感。
アフターに苦味を感じる、やや辛口。
若干、抜けてる感じはあるが、そこまでの劣化は感じない。
去年ならもっとフレッシュであったと思う。
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初孫 純米吟醸 おりがらみ 生原酒 720ml 東北銘醸 (2016年12月)
【2017年1月9日】

初孫純米吟醸おりがらみ生原酒_450

■テイスティングコメント
溢れ出るほどの、華やかな果実香。
熟したバナナを使用したジュースのように、ジューシーな飲み心地。
パワフルに荒々しく押し寄せる米の旨味、甘味が口中を覆う。
そして、それを抑えるように感じるミネラル感、苦味が後味を引き締める。
おりがらみ、生原酒ならではのフレッシュ感溢れる一本。
 
■概要
産地:山形県酒田市/東北銘醸株式会社
酒米:出羽燦々
アルコール:17.5度
精米歩合:55%
酵母:山形酵母
日本酒度:+3
酸度:1.5
仕込み水:蔵の井戸水


酒田は江戸時代に「西の堺、東の酒田」と言われ、海上交通の要所として栄えた港町である。
酒井氏が明治26年(1893年)に、金久という銘柄を世に送り出し、酒造会社を設立したのが始まりだ。
昭和初期に当家に長男が誕生をしたのを機に、酒名を初孫と改めた。
初孫の蔵では、創業以来一貫して時間と手間のかかる昔ながらの伝統手法「生もと造り」による酒造りを行っている。


◆おりがらみとは
搾った直後に出てくるお酒は白く濁っており、通常は濁った部分を澱引きして出荷されるが、おりがらみとは澱の部分を少し残して出荷する酒。

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