Perrieres Costieres de Nimes 2010 Marc Kreydenweiss
ペリエール・コスティエール・ド・ニーム 2010年 マルク・クライデンヴァイス
【2014年8月11日】

マルク・クライデンヴァイス2010_500

■テイスティングコメント
【外観】
深みのある濃いガーネット色。


【香り】
完熟したワイルドストロベリーのアロマ。
濃すぎず心地よいビオ香が鼻をくすぐる。


【味わい】
カシスのような果実味と適度なタンニン、ミネラル感。
しかし、閉じていたからか伸びがありませんでした。
このワインはまだ子供のようで、数年寝かせて真価を発揮するかもしれません。


【イメージ】
イメージは、放課後の小学校。
夕日が照らす校庭で、遊ぶ子供たち。
明日への希望、夢への渇望。
何気ない日々の繰り返しが大人へと成長させる。
今は不完全でも、たくましく生きていくマテリアル。
成長したこのワインと再会し、そこで初めて物語は完結する。

端的に言えば、どことなく郷愁を感じるワイン。

アルザスの生産者が南仏で、このクオリティで造るのは確固たる実力があるからでしょう。

マルク・クライデンヴァイス2010img_500

■概要
1999年よりアルザスの自然派筆頭のマルク・クライデンヴァイスが南仏で造るワイン。
カリニャン25%(樹齢80年)/シラー25%(樹齢35年)/グルナッシュ25%(樹齢35年)/ムールヴェードル25%。

マルク・クライデンヴァイス(1948年生まれ)は、4世紀にわたってアルザスに居を構える葡萄栽培家であり、1971年にドメーヌを所有、運営を開始した。
ドメーヌは、アンドロー(ストラスブールとコルマーの中間)に位置する。
1989年にビオディナミ農法と出会い、土壌が健康になり、高品質な葡萄を栽培できるようになった。
微気象で土壌学的にも卓越した能力が認められており、葡萄の樹は果実を濃縮させるために短く切られ、完熟した果実を手摘み、低収量で収穫される。
ステンレスタンクで醗酵の後、大樽で熟成。
タンク間の移動は、ポンプを使用せず、自然の落差を利用しワインに余計な負荷をかけないことを心がけている。

現在は、13.5haの自社畑を所有し、マルク氏の息子のアントワーヌ氏が管理、運営をしている。
マルク夫妻はラングドックに移住し、ワイン造りに励んでいる。