Boekenhoutskloof Syrah 2013
ブーケンハーツクルーフ シラー 2013年
【2017年10月26日】
【香り】
まず感じるのが、鼻腔を抜けるブラックペッパーのようなスパイス香。
果実のニュアンスはブラックチェリーやカシスで、その背景にユーカリのアロマが見え隠れする。
その他に、火打石やミントの要素も存在している。
【味わい】
複雑な香りとは裏腹に、味わいはシンプルな果実味(甘味)とエレガントな酸味でバランスよく構成されている。
優しい葡萄の甘味が収斂性のあるタンニンを包み込むように存在し、それらが芳醇なボディとなっている。
【イメージ】
香りはフランスらしく、味わいはニューワールドのようで、二つの異なる要素が溶け合っています。
ワインから感じる鉱物のニュアンスから、赤い土や岩肌を連想します。
■概要
1776年設立され、フランシュック地区で最古で最も評価の高いワイナリーだ。
ワイナリーの名前は、「土着のブナの木」を意味する。
エチケットには、この木で作られたケープ・オランダ様式の7つの椅子が描かれている。
ブーケンハーツクルーフ社は過去に、ロバートパーカーのワイン・バイヤーズ・ガイド(米国)、ワインレポート(欧州)の両方で南アフリカNo1ワイナリーに選ばれている。
産地:南アフリカ/スワートランド
タイプ:赤/重口
葡萄品種:シラー