一觴一詠 酒を詠む

ワインエキスパートの悠です。
30歳で小さいワインのネットショップを起業、現在運営中です。
ブログにはワインに限定せず、日々飲んだ酒をアップしていきます。

ブログ名は【いっしょういちえい】と読みます。
一杯の酒を飲みながら、一つの詩を歌うことです。
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タグ:ロワール

Sancerre Rouge Raudonas 2011 Sebastien Riffault
サンセール・ルージュ ラウドナス 2011年 セバスチャン・リフォー
【2014年9月9日】

セバスチャン・リフォー_500

■テイスティングコメント
【外観】
濁ったガーネット色。
くすんでいてグラスの奥が見えない。


【香り】
甘酸っぱいプラム、シソのアロマ。
スパイス香も感じる。


【味わい】
飲み込むと喉にピリピリと刺激がくる。
豊かなタンニンを感じ、ゴツゴツしていて荒々しい。


【イメージ】
夏。
轟く遠雷。
走る稲妻に空が紅く染まる。
落ちる雷に大気がビリビリと振動する。
畏怖を覚える大自然のパワー(ポテンシャル)。


数千年の文明など入る余地のない原始的(ゼロ)な領域。
つまらない常識など軽く吹き飛ばす。


【天地創造】をイメージさせるワイン。

セバスチャン・リフォーimg_500

■概要
葡萄品種:ピノノワール

生産者は81年生まれで、まだ若い。
2004年がファーストヴィンテージで2007年からビオディナミを実施。
サンセールでありながら、ブルゴーニュの特級畑並みの低収量。
MLF(乳酸発酵)するという常識を覆すサンセールで話題となった。
しかし、昔サンセールはMLFしていたので、実は原点回帰。

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Pouilly Fume Balon de L 2009 De Ladoucette
プイィ・フュメ バロン・ドゥ・エル 2009年 ドゥ・ラドゥセット
【2014年8月10日】

バロン・ドゥ・エル_500

■テイスティングコメント
【外観】
グリーンがかった透き通ったイエロー。


【香り】
マールボロ並みのハーブ香でありながら、仏産らしい繊細さを併せ持つ。


【味わい】
凝縮された果実味と酸味、ミネラル感が口中を覆い尽くす。
あと10年は寝かせられるポテンシャル。


【イメージ】
溢れるようなミネラル感から、やはり海をイメージします。
世界のどこよりも海を感じる場所。
青い空とエメラルドグリーンの海、豊かなサンゴ礁、白い家。


ロワールなのに、この季節(熱)を感じるのは、2009年だからでしょうか。
海のイメージは、テール・ブランシュ土壌を考えると妥当かもしれません。


何かに例えるなら、エーゲ海上に浮かぶサントリーニ島。
青い海と、白い地平線のコントラスト。


豊かなミネラルと揺るがない重力(存在感)。
母なる海に抱かれる安堵感。


このワインは海そのもの。
生命の源。


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■概要
葡萄品種:ソーヴィニヨンブラン100%。


1787年にラドゥセットの先祖でフランス銀行頭取であったラフォン伯爵が、ルイ15世の内縁の娘よりシャトー・ドュ・ノゼを譲り受ける。
1805年にラドゥセット家が引き継ぎ、1972年に弱冠21歳でシャトーの経営を任された現当主パトリック・ドゥ・ラドゥセット男爵は根本的な醸造の近代化を図る。
1973年にフランスのトップクラスの白ワインの仲間入りを狙ってリリースしたものが“Baron de L”であり、現在はPouilly Fumeにおいて最も高台の地、サン・タンドランを中心に100ha以上の葡萄畑を所有している。

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Quille de Joie Les Vins Contes
キーユ・ド・ジョワ レ・ヴァン・コンテ
【2014年8月4日】


レ・ヴァン・コンテ_500

■テイスティングコメント
【外観】
外観は艶のあるレモンイエロー。


【香り】
グラスに注ぐと、おろしたての青リンゴのアロマが溢れる。
森林浴をしている気分になれるような清涼感ある香りも感じる。
スワリングをすると、熟したアプリコット、グレープフルーツのアロマが鼻を抜ける。


【味わい】
豊かで優しい酸味が口に広がり、ドライなリンゴジュースを飲んでいる気分。


【イメージ】
季節は初夏。
イメージは、まだヒトが足を踏み入れていない原生林。
そこを流れる、いずれは大陸を流れる大河になるであろう美しい源流。
どこまでも美しい緑の中に、艶紅を連想させるムシカリが彩を添えている。
太古から、そしてこれからも、そのまま"そこ"に在って欲しい。
すっぴんの美しさ。
本当に美味しい自然派ワインには、そんな感情を抱きます。
癒し系ワインでした。

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■概要
葡萄品種:シュナンブラン
産地:ロワール

レ・ヴァン・コンテ Les Vins Contes
★ビオロジック/エコセール
Les Vins Contes の当主、オリヴィエ・ルマソン氏は1995年~1998年迄Parisのギイ・サボワという一世を風靡したレストランのソムリエをだった。
このレストランは今では2ッ星から3ッ星に昇格し、他にもビストロで手軽なお店の展開も始め、とても人気のあるレストランである。
ソムリエ時代多くの素晴らしいワインと出会い、自然派ワインに衝撃を受け、1998~2001年までBeaujolaisの大御所マルセル・ラピエールの所でワイン造りを学び、2002年に独立。

彼の造り(ポリシー)は下記の通り。

1.無農薬
2.フィルター無し
3.SO2はほぼ無添加
4.清澄作業無し
5.愛情大!そしてAOC(原産地呼称)にはこだわらない。


知人のオーガニックかビオディナミ実践者の葡萄のみ購入し醸造しており、自社畑は3ha。 
その信念は、もはやネゴシアンとは呼べないレベルになっているという評価です。

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