Altenberg de Bergheim Grand Cru 2000 Marcel Deiss
アルテンベルグ・ド・ベルグハイム グラン・クリュ 2000年 マルセル・ダイス
【2014年9月4日】

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■テイスティングコメント
【外観】
艶のある黄金色。


【香り】
べっこう飴や焦がしたカラメルのような香り。
貴腐香に近いニュアンスもある。


【味わい】
口に含むと、穏やかな甘味。
熟成感をさほど感じさせない、フレッシュな酸味。
真価を発揮するのはまだ先だろう。


【イメージ】
その艶のあるワインは命を照らす黄金色の光のようです。
中心にいるのは神々しいフェニックスでしょうか。

飛翔の軌跡は空へ架かる天国への橋となる。
死は終焉ではなく、希望(再生)だと思わせてくれる。


そのようにイメージしてしまう程、陽のオーラとパワーを放つワイン。

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■概要
アルザスにテロワールの概念を持ち込み、AOC法改正を成し遂げたマルセル・ダイス。
1744年から続くダイス家は1945年にワイナリーを設立。
その後、アンドレ氏を経て、現当主ジャン・ミシェル氏は三代目。
1997年からはビオディナミ。
アルテンベルグ グラン・クリュはアルザス伝統品種13種をブレンド。
ブドウの樹一本から約130ml程の低収量は、ディケム、ルロワに匹敵する。