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誠鏡 番外品 ひやおろしプレミアム 二夏越え 純米生詰原酒
今錦 特別純米酒 おたまじゃくし ひやおろし 720ml
今錦 特別純米酒 おたまじゃくし ひやおろし 720ml (2016年9月)
【2017年4月20日】
■テイスティングコメント
外観は、透明感のある淡いイエロー。
若干、熟成の色合いを呈す。
香りは非常に静かで、酸を感じる香りから熟れたリンゴやヨモギのような印象を受ける。
口に含むと、穏やかだがしっかりとしたコクを感じる。
ミネラリーな酸と苦味を伴う旨味が口中に広がり、フィニッシュの切れは良く、二日目になると甘味や旨味が増す。
ハーブのような香りと浮上してくる酸が特徴です。
早朝の朝顔のような、どこか懐かしいセピア色の夏のような純米酒です。
■概要
産地:長野/米澤酒造
酒米:長野県産美山錦100%(標高約650m)
アルコール:16度
精米歩合:59%
仕込み水:南アルプスの湧水(軟水)
明治40年に養命酒発祥の地と同集落である中川村大草にて創業した米澤酒造は、南信州伊那谷、天竜川の東岸に位置する。
良質な南アルプスの湧水に恵まれ、酒米は地元産を使用し、今では珍しくなった和釜による蒸米、酒袋・酒槽による搾りまで、手造りの醸造にこだわる。
長野県生まれの「アルプス酵母」や「協会9号」などの酵母を使うが、蔵に住み着いている「蔵付酵母」と呼ばれる、自然の酵母により、一層味の深みが増す。
今錦という銘柄の由来は、先祖に草相撲の横綱がおり、そのシコ名である。
また、飯沼の棚田(おたまじゃくしが沢山いる)を守る信念のもと、そこの酒米を使用した『おたまじゃくし』というシリーズを出している。
おたまじゃくしシリーズは、その酒質の変遷をおたまじゃくしの成長にかけて3段階に描いている。
★ひやおろしとは、冬に絞られた新酒の鮮度や味が劣化しないように、春先に一度火入れし、大桶に貯蔵したまま一夏熟成させ、2度目の火入れをせず秋口に解禁される酒。