Schoenenbourg Grand Cru 2000 Marcel Deiss
シェネンブルグ グラン・クリュ 2000年 マルセル・ダイス
【2014年9月4日】

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■テイスティングコメント
【外観】
ハチミツを思わせる黄金色。


【香り】
気品を感じさせるぺトロール(重油香)。
微かに香りにピリッとくるニュアンス(ジンジャー)は、硫黄分に由来する。


【味わい】
口に含むと、みずみずしく広がりのある酸味。
斜面下部で収穫された葡萄が多いイメージ。


【イメージ】
その香り高さとみずみずしさから、天空の湖ウユニ塩湖をイメージする。
天空寄りのリースリングであるが、実際は大地寄りのワイン。

ヴィンテージが天空を、土壌が大地をイメージさせたテロワールを体現しているワイン。

大気が薄い山頂、すぐそこが宇宙。
その宙を映す鏡のような湖。
人々が踏み入れられない禁域、神々の聖地。

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■概要
リクヴィール村に隣接した南南東向きの斜面。
因みに、当村はフランスの最も美しい村に登録されている。
土壌に硫黄分が多く含まれているのが特徴。
リースリング、ミュスカ、ピノ・グリ、シルヴァネール、シャスラ等の混植。(リースリングが約80%)