Bourgogne Grand Ordinaire Blanc 2011 Maison Leroy
ブルゴーニュ・グラン・オルディネール ブラン 2011年
メゾン・ルロワ
【2014年8月23日】

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■テイスティングコメント
【外観】
2011年にしては深いレモンイエロー。


【香り】
グレープフルーツのアロマに、少し熟成が進んだ栗の皮のニュアンスが重なる。
ヨーグルトのような香りもバックにある。


【味わい】
口に含むと、エレガントな酸、苦みを伴うコク、水のような透明感の余韻。
熟成が進んだ高級ブルゴーニュの印象がある。


【イメージ】
月の砂漠、星の欠片、宙(そら)には、流星群。
辺り一面に月の砂(レゴリス)、降り注ぐ星々。


ルロワのイメージは、どこまでも月です。

以前、ドメーヌ・ドーヴネを飲んだときにイメージしたのは、宇宙から見た地球。
やはりメゾン・ルロワも印象が近い。
(因みに、DRCを飲んだときは、地球の大海原を思い浮かべました)


ルロワと言えば、月並みですが、やはりビオディナミです。
上記は平たく言うと占星術に基づいた自然農法。
(メゾンのBGOがビオかどうかは、とりあえず置いておく)


ビオを飲んだ場合、僕は大地をイメージすることが多いのですが、彼女のワインを飲むと宇宙をイメージします。
月の農法によって造られたワインは、ある領域まで達すると星を見せるのでしょうか。

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■概要
葡萄品種:シャルドネ

言わずと知れたブルゴーニュでトップクラスのルロワ。
グラン・オルディネールだからと言って侮れません。
難しい2011年ですが、素晴らしい出来でした。