コート・ロティ・ラ・セレン・ノワール 2003年 ドメーヌ・マチルド・エ・イヴ・ガングロフ
Cote Rotie La Sereine Noire 2003 Domaine Mathilde et Yves Gangloff
【2017年10月26日】

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【外観】
深い色合いの青紫で、グラスの底はくすんで見えない。


【香り】
果実香は殆ど感じず、トリュフ、ドライイチジク、コンポートされた果実の皮のような熟成のニュアンスが強い。


【味わい】
口に含むと、エレガントな酸味が広がり、収斂性のある強いタンニンへと繋がるが、香りでも述べたコンポートに由来するプルーンのような凝縮された甘味が余韻を彩る。


【イメージ】
ゴツゴツとした岩肌や勤勉な生産者の日常(テロワール)が透けて見えそうな隙の無い一本。
無骨な液体の中に、ちょっとした艶が見え隠れしています。

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■概要
ガングロフは評論家には左右されない生産者と言われ、雑誌や評論家のインタビューを嫌い、マスコミに登場することもあまりないと言う。
山奥で葡萄と向かい合い、ワインと対話しながら、ワイン醸造の日々を送っている。
日本の侍を彷彿とさせる彼が一躍有名になったきっかけは、2000年にジャンシス・ロビンソンが携わる「オックスフォード・コンパニオン・トゥ・ワイン」で、「最も将来有望な28人」の1人に選ばれたことである。
そのただ一度の登場で、翌年の2001年以来、予約しなくては買えないカルトワインとなった。
急勾配の丘陵に広がる畑でオーガニック栽培を行い、全てを手作業でこなす。
ステンレスタンクで発酵、新樽、古い小樽を用いて熟成し、ワインの澱引きはなく、酸化防止剤も最低限しか使用しない。
コート・ロティに3ha、コンドリューに2.5ha、サン・ジョセフに2.4haを所有する小規模なドメーヌで、ワインの生産量は僅か30樽弱で日本への入荷は数ケースのみである。
コンドリューにつていはその一部をローヌの名門ギガルに卸しているそうだ。